森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催されている
「特別展 天空ノ鉄道物語」へ行ってきました!
というのも弊社パラディスイン相模原支配人が折った
飾り毛布が展示されているからです
私が前回森美術館に行ったときにはピクサー展をやっていました
その会場で作品を展示するなんて素晴らしいですよね
早速潜入してきましたので簡単にレポートいたします
「特別展 天空ノ鉄道物語」っていったい何?
という方へパンフレットから引用させていただきます
全国の鉄道系博物館でも通常は観ることができない
蔵出しの展示品を軸に、
国鉄時代の駅や改札の再現、
歴史を振り返る空間やインスタレーション、
ヘッドマークや時刻表、制服も展示し、
1964年から2020年のオリンピックイヤーを結ぶ形で
鉄道文化の軌跡を紹介します。
海抜250mの六本木ヒルズ森タワー52階に
「天空駅」も出現する他、
日本独自の鉄道文化ゆかりの
「食」「旅」「アニメーション」「ゲーム」「テクノロジー」なども
フューチャーし、子どもから大人まで
楽しめる体験型の展覧会です。
鉄道を知らなくても楽しめる
電車通勤なので毎日電車に乗っていますが、正直何も知りません
そんな私でも楽しめるようにつくられていると感じました
段ボールアーティストの島英雄さんの蒸気機関車はものすごい迫力でした
蒸気機関車の背景に52階の景色が広がっていて
ここでしか見られない展示で必見です
実際に電車の運転士さんが練習するシミュレーターがあって
田園調布駅などを走ることができたり、
とてもレアらしい鉄道のヘッドマークがたくさん並べられていたり、
JR各社が協力しているのでそれぞれの制服を展示していたり、
(よく見ると全然違うのです!
ダブル・シングルだったり、ボタンの色や形が違ったり、
パイピングしてあったり、刺繍があったり…)
JRのカラーがこんなに微妙に違うのも知りませんでした
そして、本屋さんでたまに見かける時刻表(分厚い本)の
バックナンバーが揃っていてその表紙がずらっと
展示されているところは圧巻でした
ヘッドマークもそうですがデザインとしての角度から見ても
勉強になると思います
飾り毛布
鉄道の歴史の中でも30年前に廃止されてしまった
青函連絡船で折られていたという飾り毛布
どんな展示になるのかとわくわくしていましたが…
初日の出と花二輪
これは…なんと実際青函連絡船で使われていた毛布です
柄の出具合がとってもすてきでした
令和になったというのもあって初日の出もよいですよね
入場してすぐ先ほどの蒸気機関車の展示があってそこを曲がると
正面に展示があるのでインパクトがあってとても目を惹きました
なんだか折られていた当時の
扉を開けたらベッドの上に置いてある飾り毛布を
見つけたときのような感動がありました
(想像です)
私と同じように皆さん見入ってました
写真を撮られている方もたくさんいらっしゃいましたよ
上に飾られているマークは実際に使われていたものということですが
青函連絡船ではなく、青函連絡船の補助船
(岸壁につけるときに引いたりなどをするタグボートのような船)
のものだそうです
模型ですが左側の船
というのもよく考えればわかるのですが大きな船の煙突についているものなので
大きすぎて飾れないですよね
これはJRの前身、
日本固有鉄道(国鉄)Japanese National Railways
JNRのマークです(今調べました)
青函連絡船の各船のマーク
青函連絡船の各船のマークがとってもかわいいんです
イルカとそれぞれの船の名前をモチーフにしてあります
このデザインはなんとデザイナーさんではなく
当時の職員(船員)の方がデザインされたものだそうです
すごいですよね
欲しくなっちゃいました(でもレアで絶対に手に入らなそうです…!)
30年前になくなってしまった船の資料を
大事にとっておいてくれた方がいたからこそ
展示がより華やかになって素晴らしかったです
もちろん、これは「飾り毛布」メインの展示ではなく、
鉄道の歴史の一つ「青函連絡船」の展示です
今回感じたのはあまり余計な(私の記事のように)
説明書きは省いて「魅せる」展示にしているということです
私のような何も知識がない人、あまり深くは知らない人から、
コアなファンまで楽しめるように構成されているので
いろんな方に見ていただきたいと思いました
今回は行ってないのですがコラボレストランのメニューも
素晴らしいのでチェックしていただきたいです
ものすごく…インスタ映えします